新しい借入のスタイルであるソーシャルレンディングとは?

ソーシャルレンディングってなに?

何かの目的でまとまったお金が必要になった場合は、銀行か消費者金融などでローンを組むしかありません。

 

そのため、審査が厳しい、時間や手間が掛かる、金利が高い、などのデメリットを避けることができず、カードローンの年収によって限度額が決まったりもします。そこで近年、「ソーシャルレンディング」という新たな金銭の借り入れ方法が注目を浴びています。

 

ソーシャルレンディングというのは大雑把に言えば、お金を借りたい個人(ボロワー)と投資したい個人(レンダー)をインターネット上でつなげるオンラインサービスのことです。ソーシャルレンディングには「オークション型」と「マーケット型」という2つのタイプがあります。

オークション型

ボロワーとレンダーがそれぞれサービス事業者のサイトに登録します。ただ、自由に登録できるわけではなく、事業者の審査に通ることが条件になります。ボロワーの場合、一般的に20歳以上65歳未満、年収300万円以上が必要です。

 

そして、ボロワーはコミュニティサイト上で借入の目的や信頼性などをアピールします。一方、レンダーはボロワーの提示内容をチェックし、貸出金利を提示します(入札)。ボロワーが複数のレンダーの入札の中から条件に見合う金利の札を落札すると取引が成立します。

 

オークション型はボロワーとレンダーの直接取引であるため、ボロワーは多くのレンダーを集められればそれだけ低い金利で借りられるようになり、レンダーは投資先を選択できる上、銀行預金などを利用するよりもはるかに高い利息を得られます。

 

ただし、すべての取引が匿名で行われるため、トラブルの起きるリスクがあります。従って、レンダーはボロワーの登録内容をよく確認し、すべて自己責任であることを自覚した上で入札することが重要です。

マーケット型

  1. ボロワーとレンダーの間でサービス事業者が仲介します。貸付を行うのは事業者であり、レンダーが直接貸付を行うことはありません。マーケット型は以下のような手順で進められます。
  2. 事業者がホームページでレンダーを募集します。レンダーはどの格付けにいくらの金利で、どのくらい投資するかを事業者に提示します。
  3. 事業者はホームページでボロワーを募集します。ボロワーは希望借入金額と個人情報を事業者に提出し、事業者は綿密にボロワーを審査し、格付けを決定します。当然、格付けランクが高いほどボロワーは低い金利で借りることができます。
  4. 事業者はレンダーから出資された資金を希望条件に合うボロワーとマッチングさせ、貸付を行います。
  5. ボロワーから貸付金が返済されると、事業者は手数料などを引いた返済額をレンダーに配当します。